MacとWindows。古くて新しい問題への私見。成人の日を迎える若者たちへ
購入するパソコンをWindowsにするか、Macにするか、は古くて新しい問題だ。
在宅勤務を含めて社会人の場合は所属する組織のシステムに依存するので、自ずと回答が見えてくるだろう。ここでは特に大学生など若者に対しての私見を書く。
もちろん僕もWindows、Mac、LinuxやChromebookも所有しているし、どちらも相当使いこなしていると自覚している。
現状から話すと、①ビジネスの世界、特に日本ではWindowsを中心にシステムが構築されているのは事実。②価格はやや高いがハードとOSの相性を考えるとMacの方が使いやすい。③使いやすく閉じられた世界ゆえに一度Macを利用するとなかなかWindowsには戻りづらい。
ゆえに将来Macを利用する会社や業界がおぼろげながら決まっているならMacにすればよいと思う。iPhoneアプリやiPad関連のアプリを開発したいならなおさら。アドビ系の動画やデザイン関連はもはやWindowsもMacも遜色ない。
むしろCPUやGPU,グラフィック系ハードウェアの豊富な機器が揃っているWindowsが選択肢が多くよいであろう。当然選択肢が多いということはそれを選別する知識や能力も要求されるのは言うまでもない。
もし貴方が文系で漠然と日本企業でサラリーマンやOL(営業、技術系問わず)を考えているのなら、私はWindowsを強く勧める。それでもMacが特にシステム開発系として魅力と感じるのであれば2台目としてMacも購入することを進める。
そうすればWindowsとMacを使いこなすことによって、より両社の共通点や違いが明確にわかるであろう。1台目をMacにしてしまうとWindowsの環境を勉強する機会がなくなる。これは社会に出てから苦労することになりかねない。
もちろんMacがカッコいい、Windowsがカッコ悪いなどの意見もあるだろうが、それは主観だ。どちらにせよ使いこなすことこそがカッコいいというのが僕の本心だ。